美容師も転職できる！異業種・免許を活かせる仕事を一挙公開｜エステスクールのフォレストエステティックスクール

こんなお悩みありませんか

• ・美容師の仕事を辞めたい
• ・今の収入だと生活が苦しく、転職を考えている
• ・長時間労働で休みも少なく、将来が不安・・・
• ・オフィスワークに転職したい
• ・学歴や経験がないと、美容以外の仕事は難しい？
• ・異業種への転職、未経験からでも始められる？
• ・美容師の他、資格や経験を活かせるのはどんな仕事？
• ・実際に美容師から転職した人はどんな仕事についているの？
• ・他の業界に転職した人の実例を知りたい

厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概況」によると、美容師を含む「生活関連サービス業・娯楽業」の離職率は18.7％。
全体の平均離職率は15.0％であることから、離職率は高めと言えます。

反対に、美容所は前年比5,666軒増、従業美容師数10,335人増加と右肩上がり。
男性の美容室利用が増加し、理容室の減少と男性美容師の増加が顕著です。

参考資料：https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/22/dl/kekka3.pdf

業界は「店舗過剰」「低価格化」「客数の減少」で厳しい状況が続いていて、顧客の奪い合いと低価格化で利益が残りにくく、スタッフに還元されない構造があるようです。

参考サイト：美容業概要 ｜厚生労働省

このような背景もあって、美容師から転職し、異業種で活躍することを目指す方も増えています。

キャリアチェンジを目指している美容師の方へ。
活躍できるおすすめの職業と美容師免許を活かせる仕事をご紹介いたします。

ご参考になりましたら幸いです。

美容師とは

「美容師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて美容を業とする者をいう
「美容師でなければ、美容を業としてはならない」（第6条　無免許営業の禁止）

引用元：美容師法 | e-Gov法令検索

美容師は容姿を美しくする専門家で、昼間2年／夜間は3年専門学校に通い、国家試験をクリアして美容師免許を所持する人だけがなれる独占業務です。
卒業後はアシスタントから始まり、ジュニアスタイリスト、スタイリスト、トップスタイリストへとキャリアアップでき、年収アップも目指せます。

2022年の調査では、全体の約40%が個人事業主という結果が出ています。

美容室は個人経営店が多く、サロンによって方針が異なり、求められるスキルもちがいます。
方向性の不一致や年収アップを目指し、経験を重ねて独立する傾向にあるため、美容室（競合）が増えて競争が激化していると考えられます。

美容師の仕事

シャンプー・ブロー・カット・パーマ・カラー・トリートメント・メイク・着付け・ヘアセットなどのスキルを駆使して容姿を整えます。
カウンセリングや接客、受付、商品販売、教育や技術指導など、業務は多岐にわたります。

競合増加の影響もあって、近年はアイラッシュ（まつげパーマ・まつげエクステ）・アイブロウ（眉カット・眉毛パーマ・眉毛エクステ）・髪質改善・ヘッドスパ・脱毛といったメニューを扱っている美容室も増え、幅が広がっているようです。

美容師の転職が多い理由

給料と保障

令和４年賃金構造基本統計調査における一般労働者の賃金平均と比較するとわずかに上回りますが、所定内給与額別の人数割合で見ると、18.12万円が20%弱と最も多い割合を占めています。

参考資料：美容師 – 職業詳細 | job tag（職業情報提供サイト（日本版O-NET））

特にアシスタントの時期は手取りが少なく、生活が苦しいのが現状のようです。
社会保障がないケースもあり、家庭を持つタイミングなどに転職や独立を検討する人も多いようです。
自営業やフリーランスの割合が多いので、手取りが多くても社会保障や労働時間をかんがみると、実質的には収入が下回っているという可能性もあります。

労働時間

「激務」で知られている美容師の仕事は、下積みが長く、駆け出しの頃は技術習得のために朝早くから夜遅くまで勤務することもザラにあります。
休日を返上してセミナーを受講することもあって、友人やパートナーと休みが合わず、プライベートを充実させにくい上、残業代はもちろんセミナー受講費やレッスンに必要な備品も自費のケースが多いようです。
時間と金銭ダブルで負担を感じ、目標ややりがいがなければ継続することは困難であることが想像できます。
スタイリストになってからも後輩のレッスンに付き合ったりと、一般的な仕事と比較すると拘束時間に対して給料が見合っていないと感じる人もいるようです。

肌荒れや体の負担

カラーやパーマで薬剤を使用すること、シャンプーなどの水作業も多いことなどが原因で肌が荒れてしまい、体質が合わずに泣く泣く転職するケースもあります。
立ち仕事✕長時間労働かつ、中腰や前かがみでの作業も多く、ヘルニアを発症したりと体の負担も理由に挙げられています。

労働環境

• ・なかなかスタイリストデビューできない
• ・やりたい仕事をできない
• ・無理な掛け持ちを強いられる
• ・満足に休憩もとれない
• ・保障がない

など、方針が合わなかったり人間関係で悩んだりして、環境を変えるために転職を希望するケースもあります。
このケースの場合、システムそのものが悪い可能性も考えられます。美容師という仕事に不満はないこともあり、「何が不満で、どう改善したいのか」「美容師の仕事を離れるべきかどうか」というところから慎重に吟味するのが無難です。

美容師は転職できるのか

結論から言うと、美容師の方も転職可能です。

専門的に学ばれてきているので、最終学歴が専門学校や高卒だったりするので転職は厳しいと感じている方も多いようですが、異業種でも正社員・未経験OKの求人は豊富で活躍できる場は豊富です。

一度は年収が下がる可能性もありますが、若ければ新しいスキルを身につけることもできますし、「激務」と言われている美容師の仕事を続けてきた忍耐力やコミュニケーション能力は、異業種への転職でも加点ポイントになるでしょう。

自身の経験やスキルをうまく言語化できれば指名数や売上といった実績でもアピールでき、キャリアチェンジも不可能ではありません。

美容師から転職するメリット、デメリット

デメリット

• ・培ってきた専門スキルを活かせない
• ・美容師に戻りたくなったとき、ブランクが足かせになる可能性がある
• ・異業種では学び直しが必要
• ・一時的に収入が減る可能性がある
• ・仕事内容や環境が合わない可能性がある

メリット

• ・身体的な負担が軽減される
• ・昇給やキャリアアップが見込みやすい
• ・周囲と予定を合わせやすくなる
• ・労働時間が改善され、ライフワークバランスをとりやすくなる
• ・給料が安定し、心身ともに安定する

美容師の転職におすすめの職業

異業種

美容メーカー・ディーラー

商品の販売が得意だった方や知識をお持ちの方は、メーカーへの転職にチャレンジするのもおすすめです。
シャンプーやカラー剤を扱うメーカーであれば、顧客は「美容室」。業界が重なるので、転職活動においても美容師の経験やスキルをアピールしやすいでしょう。
現場やエンドユーザーの背景を理解できるので、結果も残しやすいかもしれません。

事務職

土日祝日休みでライフワークバランスを取りやすく、社会保障の面でも安定する事務職は、オフィスで働いてみたい人に人気です。
基本的なパソコンスキルは必須で一般的にも人気が高い職種なので、高い倍率を通過するためには、資格やスキルを取得しておくのが得策かもしれません。
職業訓練制度を利用してスキルを身につけるという方法もあります。

サービス業

接客経験を武器に、美容部員やアパレル・飲食・ホテル・といった業界で活用することもできます。求人も豊富で、中途でも採用されやすい業界です。
販売員からのスタートですが、店長やマネージャ、本社勤務を目指すことも不可能ではありません。
働き方は美容師と共通する部分があるので、業界調査を行ってから判断すると良いでしょう。
接客が好きだったり、得意な人。人と関わることが好きな人はやりがいを持って働くことができるでしょう。

営業職

高いコミュニケーション能力が求められる仕事。
オフィスワークが苦手な方や、年収アップを目指す方に向いています。
「提案力」「忍耐力」「身だしなみへの配慮」も求められ、美容室での経験とセンスも生きてきます。
良くも悪くも実力主義なので、美容師として実績があれば、「売れる力」は評価してもらえるかもしれません。顧客心理を理解し、勝ちパターンを持っていると、商材が変わっても活躍が期待できます。
不動産・自動車といった高額商品を扱う業界なら、大幅に年収をアップさせることも夢ではありません。
がんばった分が収入に反映されるので、大幅に年収を上げるのも夢ではありません。

ITエンジニア

拡大するDX（デジタルトランスフォーメーション）需要に対して人材が追いついておらず、未経験募集求人も多いようです。
今後ますます需要が増えることが予想される分野で、今からスキルを身に着けても長く従事することができ、腰を添えて仕事にしていきたいという方にとっては先の不安も少ない業界。パソコンが得意だったり興味がある方、地道な作業が苦にならない方は検討に値するでしょう。

美容師免許を活かせる仕事

美容学校の講師

実務経験のみで教員経験は問われない求人も多く、キャリアチェンジしやすい仕事です。
実習もあるので、現場は離れてもスキルは維持したい人、美容に携わっていたい人、教えるのが好きな人は適性があるかもしれません。
教えることで自身の学びを深めたり、接客・技術・新人教育といった美容師時代に培った経験を大いに活かせます。

育毛サロン・ウィッグサロン

内容は異なるものの、美容師と同じく頭皮や髪の悩みを持つ人のサポートをする仕事。
美容師免許を所持していると優遇してくれるサロンもあり、未経験からでもすぐに活躍することができます。
髪の健康のための栄養や生活指導も業務範囲となり、髪の専門家として幅を広げられます。

アイリスト・アイブロウリスト

まつげパーマ・まつげエクステ・眉カットは美容師の独占業務のひとつ。
専門サロンが増加したことで、求人も豊富。肌荒れで泣く泣く美容師を辞めざるを得なかった人や、結婚や出産を機に美容の仕事を離れていた人、眠っている美容師免許を活かしたい人の社会復帰の仕事としても人気です。
座った体制での施術で体の負担も少なく、細かい作業が得意で集中力のある方に向いています。
比較的容易にスキルも習得できるのでキャリアチェンジされる例も多く、転職を機に開業されるケースも多いです。

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アーティスト

ブライダルの現場やフォトスタジオでメイク・ヘアセット・着付け・ネイルを施します。

メイクアップアーティストも美容師免許が必要な仕事です。美容師の仕事を離れても同じ業界に従事することができます。
専門学校の選択科目で取得した資格や知識も活かすことができ、新たな可能性が開けるかもしれません。

ヘッドスパニスト

• ・美容室でヘッドマッサージを提供していた方
• ・シャンプーやマッサージが好きだった方
• ・お客様から好評を得ていた方

即戦力として重宝されるかもしれません。
美容師免許の所持を必須としているサロンもあり、学んできたことが無駄になりません。
水やオイルを使わないドライヘッドスパという選択肢もあるので、手荒れや腰痛で悩み泣く泣く美容師を辞めた方もサロン復帰が叶う仕事です。
ヘッドマッサージブームに則り、転職を機に、専門サロンを開業されるケースもあります。

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エステティシャン

エステ業界でも美容師免許所持者は優遇されています。国家資格手当が支給される求人もあるようです。
まつ毛パーマやまつげエクステを提供していたり、美容所として管理美容師を置かなければならない決まりもあったりするので、免許を活かしながらフェイシャルやボディなどのエステスキルを習得し、容姿を美しくする専門家としてトータルで「美」を提供できるスペシャリストを目指せます。
省スペース、備品もわずかで行えることから、独立し開業される事例も豊富です。

エステ開業に必要なものは？開店までに準備すべき資金・手続きについて詳しくはこちらから>>>

フォレストエステスクールでスキルを習得し、キャリアチェンジを成功へ！

フォレストエステティックスクールでは、新たにスキルを身に着けたい方、転職や就職、サロン開業を目指す方をサポートしています。
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美容師の方に人気の講習

トータルコース

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◇ ボディリンパマッサージ
◇ ボディアロママッサージ
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美容師の転職を成功させるには

漠然とした理由では、転職しても状況は改善できません。

• ・現状の何が不満で、どのような状態なら満足できるのか
• ・何に対して不安を感じているのか
• ・年収を増やしたいのであれば、どのタイミングでいくら必要なのか
• ・出産、結婚後に希望する働き方
• ・何歳まで働き、将来どのような生活をおくりたいか

などを踏まえて雇用形態や社会保障の必要性を判断し、ご自身に合う働き方を絞り込んでから行動すると不一致が起こりにくくなります。
同じ業界内で複数社調査し、OBや関連職種の方へのインタビュー・実店舗があれば足を運ぶことで、業界や会社の雰囲気も掴めます。
転職エージェントやハローワークの就職サポートを利用すると、効率的に転職活動を進められるかもしれません。

今、スキルや経験がなくても、将来性を感じてもらえれば異業種への転職も可能です。

• ・転職理由と目的を明確にすること
• ・過去の経験の棚卸しし、スキルや実績を言語化できるようにすること
• ・接客で培ったコミュニケーション能力を発揮するためにも、面接練習を怠らないこと
• ・自分の希望だけではなく、企業に対してどのように貢献できるのかを明確にすること

面接をする側の視点にたって考えることが大切です。
いきなり異業種へ転職することに不安を感じられる方は、副業として実際に仕事を経験してみるのも良いでしょう。

美容師の副業をサポート｜美容師免許を活かせる副業8選>>>

まとめ

フォレストエステティックスクールでは、新たなチャレンジを応援しています。
美容師からエステティシャンに転向された方の事例や異業種から転向された事例を踏まえて、アドバイスさせていただきます。

• ・エステの仕事に興味がある方
• ・サロン開業を目指したい方

現状、どんなスキルを習得したいのか。どのようなサロンを築いていきたいのかが漠然としていても問題はありません。ご希望から夢を現実化するためのサポートもさせていただきます。
下記よりお気軽にご相談ください。

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