脱毛サロン開業を計画しているけど、失敗したくないという方への参考ページです。
今や、男性や子供にまで広がっている脱毛事業。老若男女問わずムダ毛のお手入れが常識になり始めている中、脱毛事業参入を検討している方も多いのではないでしょうか。
ブームに比例して脱毛サロンが増加。専門サロンだけでなく、美容室や接骨院、自宅サロンでも導入されています。
「開業したものの、思ったようにお客さんが集まらない。」「売上が上がらない」と失敗してしまわないために、脱毛業界の現状を知り、実際にあった失敗事例から学んで成功する準備を整えましょう。
ご参考になれば幸いです。
良い脱毛機を選べば一定の効果を出すことはできます。
しかし、それだけではお客様は集まらず売上にはつながりません。
まずは、脱毛に関する知識を身につける必要あります。
機器を使ったサービスのため施術は簡単で、効果を出すこともできます。誰が施術しても同一の効果が得られるので技術力が問われず、未経験でも始められることから他業種からの参入も増加しています。
一方、施術後のトラブルが多いのも事実。
2012年度以降の約5年間に国民生活センターによせられた964件の問い合わせのうち、エステ脱毛によるものは680件。最も多いのが、施術後の火傷や痛みなど肌のトラブルです。
(※国民生活センター調べ http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170511_1.html)
脱毛トラブル増加のため厚生労働省が通知した脱毛行為等の取り扱い文書はこちら>>>
「誰でもできる」「簡単」ということから、知識が浅いままに参入していることが推測されます。施術が簡単とはいえ、一歩間違えるとお客様の肌を傷つけてしまう可能性があることを念頭に置いておきましょう。
トラブルを未然に防ぐためにも、最低限の脱毛知識(肌理論、脱毛理論、ホルモンの作用、よくある皮膚疾患)が必要です。
フォレストエステティックスクールに来校されたサロン様。
すでに脱毛サロンを経営されておられ、集客が上手くいっていないことが原因で、純利益が上がっていませんでした。
まずは、
①来られたお客様にリピートしていただくために必要なカウンセリング力を磨く「集客セミナー」
②サロン運営の基礎となる経営知識の基礎を学ぶ「開業セミナー」
③現状を整理し今後の対策を一緒に考えていくために「個別相談」
などにご参加いただき、その中で何が不足しているかを確認してアドバイスさせていただきました。
集客では、直営サロン(シミケア専門サロンアリス)のノウハウや全国で活躍されている顧客様の成功事例を、サロン様の規模・形態が似ているところからピックアップしてお伝えし、実践いただきました。
結果、集客数が上がり、カウンセリング力が強化されたことによってリピーターも増え、業績アップへと繋がりました。
エステ、開業集客で悩んだ時に見直すべき失敗例について詳しくはこちらから>>>
脱毛サロン開業で失敗しているサロンの原因は、大きく8点あります。
など、後々トラブルが起こる可能性が高く、新品を購入する以上の出費になることも。
予想外の出費で資金不足に陥ってしまうことになります。
また、
故障した際に代替え機の用意もしてもらえず、数日間営業できないまま失客することも。
購入後、どの程度サポートしてくるのかは重要です。
「どのこのサロンも出しているから・・・」「プラットフォームが大きいから・・・」など明確な理由や目的がなければ、お客様を集めるのは難しくなります。
多くの人が集まる=それだけ競合もいるということ。
ターゲットにあった適切な媒体、宣伝方法を活用しなければ期待する効果は得ることはできません。
インターネットが普及し、誰でも求めている情報を探し出すことができる時代。
サロン所在地など基本的な情報を載せているだけでは、なかなかお客様の心にも響かず他店に劣ってしまいます。
ホームページやちらしなど、伝え方やツールは様々です。
SNSやブログなどの無料ツールも活用し、どのようにするとターゲットの心に刺さるのか。どんな情報を掲載すると興味を持たれるのかを考え、情報を公開していく必要があります。
安さを売りにしてしまうと利益率が悪く、より多くの人を集客する必要があります。
適正な価格で価格以上のサービスを提供し、リピートしてもらえることが大切です。
理想にばかり目が向いてしまい、
など、はじめから必要以上に予算を費やすと開業後の資金繰りが難しくなります。
サロンを軌道に乗せるためには、平均4~6ヵ月はかかります。開業してからも広告費、その他、家賃、人件費など固定費×期間分は運転資金として必要になります。売上があがらなければ運転資金を削ることになり、結果、広告費を捻出できず集客できないということに。
一度決定すると簡単に削減するできない固定費は、経営が安定するまで極力抑えるのがベストです。
など、集客のための予算がなく、結果お客様が来ずに売上があがらないことも。
日々の売上や集客数など、確実に把握しておかなければ売上は伸びません。
脱毛は、1人集客するために平均1万円必要と言われています。30人集客するのに30万必要ということ。そこからはご自身のカウンセリング力によって左右されるため、それらを踏まえて考えなくてはいけません。
軌道に乗せるまでの時間は短い程良いですが、平均4~6ヵ月はかかります。広告費だけで30×6=180万は最低必要となります。
また脱毛機はランニングコストや修理などが継続的にかかることを理解し、業務計画をしっかりと立てる事が重要です。
競合サロンは様々な戦略をもち、他店と差別化を図って集客をしています。
他店との差別化を図れていない=どのようなお客様にきてもらいたいか明確になっていない=お客様に選ばれず、集客できません。
サロンコンセプトは、脱毛機の選び方にも繋がる重要事項。
ご自身のサロンは何が売りで、どんな人にぴったりのサロンなのか明確化する必要があります。
脱毛に限らず、開業するために必ず必要なのが「経営知識」。
もっとも重要な部分ですが、見落としている・後回しにしている人が多い部分。
この部分をきちんと準備をせずに開業し、失敗してしまうサロンも少なくありません。
未経験でも参入できるからこそ競合も増え、成功するためのノウハウを身につける必要があります。
他業種からの転職であれば、オープン前から空き時間を使い身に付けていくことができる準備のひとつです。
フォレストエステティックスクールでは、経営の基礎知識、集客方法、資金調達方法などのサロンの経営方法について学べる開業セミナーを開催中。
参加費は無料。開業を目指されている方お気軽にご参加ください。
どれもムダ毛をなくすための方法ですが、手法や必要資格が異なります。
資格 |
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脱毛方法 | 毛穴1つ1つに細い針を挿入して電気を流し、毛を生やす組織を凝固 |
特長 | 古くからある手法で痛みをともなうが、毛質、肌色を選ばず一度施術した箇所は生えてこない永久脱毛 |
価格 | 高額 |
施術時間 | 細かな作業のため時間がかかる |
資格 | 医師免許が必要 |
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脱毛方法 | メラニン色素(黒い色=毛)に反応する特殊なレーザー照射を、毛を生やす組織を凝固 |
特長 | 痛みを感じやすいが、一度施術をした箇所は生えてこない永久脱毛 |
価格 | やや高額 |
施術期間 | 毛周期に合わせて施術を行うため回数が必要 |
資格 | 資格不要(民間資格あり) ・認定美容ライト脱毛エステティシャン(要エステティシャン資格) |
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脱毛方法 | 減毛・抑毛法 メラニン色素(黒い色=毛)に反応する光を照射し、毛を生やす組織にダメージを与えて毛を生えにくくさせる |
特長 | 広い範囲に光を照射するため痛みが少なく施術時間も短いが、永久ではない 脱毛のみでなく美肌作用があるものも多い |
価格 | 比較的安価 |
施術時間 | 早い |
資格 | 資格不要 IWC(一般社団法人 国際ワックスコンソーシアム)などがあり認定サロンやスクールで習得可能 |
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脱毛方法 | 脱毛用ワックスを塗り、引き剥がす際に毛根から毛を抜く方法 |
特長 | 痛みを感じやすく、効果は2〜3週間ごとの手入れが必要 |
価格 | 安価 |
施術時間 | 2〜3週間ごと |
エステサロンの多くは、光(フラッシュ)脱毛を取り扱っています。
機器による施術で、誰が対応しても同じ結果を得られるため、未経験からの参入におすすめです。
どんな場所でどのような人にサービスを提供するのか。
あなたのサロンへ選ぶ理由(強み)を明確にします。
「痛くない」「脱毛しながら痩身効果」「肌ケア効果」など強みがなければ価格競争から外れることができます。
エステサロン開業時の事業計画の立て方について詳しくはこちらから>>>
脱毛機選びは重要です。効果はお客様の満足度に直結し、サロン経営が左右されます。
きちんとした商品は価格なりの理由があり、長い目でみて安心・安全・効果を発揮してくれるもの。本体価格だけではなく、施術を維持するために必要なランディングコスト、耐用年数、販売実績、販売会社のサポートなど、先何年かで見た時に得られる安心や信頼を重視し選定すると良いでしょう。
予算に応じてリースやレンタルという選択肢もあります。
レンタル・リース可能な脱毛機についてはこちらから(フォレストシンフォニーサイトへリンクします)>>>
脱毛サロンの開業形態は、自宅・マンション・テナントと様々。
隠れ家・プライベートサロンであればマンションの一室。
アットホームなサロンであれば自宅の一室など、コンセプトや資金に応じて選択しましょう。
脱毛サロン開業に必要な資金 最低約380〜630万円
開業資金 |
脱毛機150万〜400万円 その他備品(ベッド・消耗品など)50万円〜 |
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運転資金 |
家賃、人件費など固定費×期間分 広告費180万円程(30人集客の場合) |
(※サロン規模によって異なります。)
運転資金は広告費をどのくらいかけるかによって変動します。基本的に目標売上により必要な集客人数が変わるため、必要な広告費も変動します。
条件を満たせば融資や助成金を活用することも可能です。
エステ開業時に活用できる助成金について詳しくはこちらから>>>
融資を受ける前に!確認すべき注意点についてはこちらから>>>
お客様に選ばれるサロンにするためには、最低限肌理論、脱毛理論、ホルモンの作用、よくある皮膚疾患などの知識は不可欠。
上記の理論とカウンセリングができていれば開業は問題ありませんが、確実に減毛できているかなど途中途中の肌チェックは必要です。それを見極めるために機器購入会社での講習など学ぶ機会を持つことが大切になります。
サロンに就職し、働きながら実務で学ぶのもひとつ。
未経験であればお客様の来店から施術、クロージングまでの一通りの流れを経験できるため開業後も活かすことができます。(※サロンによって取り扱う機器ややり方も異なります。)
脱毛サロン経営で上手くいくために、クロージング技術は欠かせません。
脱毛は効果を実感していただくために数回の来店が必要なため、いかにリピートしていただくが重要となります。新規のお客様の場合、来店当日には効果を実感できない上、その他メニューと比較しても料金設定は高くなります。
リピートしていただく(コース契約していただく)ためには、お客様と信頼関係を築くためのカウンセリング、途中の肌チェック、減耗できているか、肌トラブルはしてないかなどの細やかなフォローが必須となります。
オーナー人気No,1。売上だけでなくお客様との関係づくりやプライベートでの対人関係にも活かしていただくことのできる、ロールプレイング方式の実践講座もございます。人の心理の観点から学ぶ即日効果を実感できる講座です。
差別化を図るためには、競合のことを知ることも大切です。
他店を知った上であなたのサロンの強みを理解して、来店してほしいお客様を絞り込み、価値のあるメニューを提供しましょう。キャンペーンを行わずとも適正価格で来店いただける仕組みづくりが必要です。
公式サイトやブログ・SNSを開設してお客様との接点を増やし、潜在意識に残すことでふとした時に思い出してもらえる仕掛けを作ります。
興味を持ってもらえる内容を定期的に配信していると、ファンを獲得出来ることも。
口コミやSNSで拡散できれば広告費も削減でき、優良顧客になる可能性も高まります。
冒頭に記載したとおり脱毛はトラブルが多いもの。
知識を身に付け機器の使用方法を守っていれば未然に防ぐことができますが、万が一の場合を想定し、前もって対策しておくことで業務に集中できる環境を整えられます。
常に学び、より良くなるための思考が必要です。
軌道に乗ってきたら、お客様が脱毛完了後もサロンを卒業しないように移行できるメニューを用意しておくなど、先を見越して戦略を練るのも経営者の仕事です。(しっかり減耗ができているかが第一となります。)
事業にビジョンを持ち、ぶれない心をもって責任を持って行動することを心がけましょう。
未経験、サロン勤務経験がない場合、サロンを経営していけるか不安もいただくこともあるでしょう。そのような場合、フランチャイズ制度を活用することもひとつ。
などのメリットも。上手くいっている仕組みを知ることで、遠回りすることなく軌道にのせることができます。
加入するフランチャイズのコンセプト、やり方がご自身の考えとあっているかどうか確認し、上で判断しましょう。
脱毛とフェイシャルメニューを扱うサロンとしてオープン。
東京の池袋という大手サロンもひしめく中、脱毛の種類の使い分け、施術の柔軟な対応をする事で売上を伸ばしています。
通常の脱毛以外にもお顔の脱毛、子供脱毛、光フェイシャルとメニューの幅を広げています。
脱毛サロンを開業し成功するためには、脱毛機選びと知識が重要です。
開業前から情報を集めて学びを深め、遠回りせず脱毛サロンを成功へと導きましょう。
フォレストエステティックスクールでは経営の基礎知識や集客方法を学べる開業セミナーを無料開催。
母体のフォレストシンフォニーが美容機器・化粧品の卸業もしていることから、サロンコンセプト、ご要望にあった脱毛機のご提案も可能。開業準備で不安、疑問がある方はお気軽にご参加ください。
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