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エステ開業、一人サロンの実態解明!リスクヘッジで失敗しないサロンへ

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エステ開業、一人サロンの実態解明!リスクヘッジで失敗しないサロンへ

一人だからできること、一人だからこそ必要な備えなど、これから一人でエステサロンを開業する方の為の参考ページです。

  • ・スタッフを雇わずに自宅で開業するなら、未経験でも意外と簡単?
  • ・たった一人ですべての業務をまかなえるのだろうか…
  • ・今のサロンからお客様を連れて来ることがきたら、一人でもなんとかなる?

どのような形式であれ、エステサロンを開業するためにはそれぞれにリスクは存在します。
リスクをどれだけ把握し、事前にリスクヘッジしておくかが重要です。

(※リスクヘッジとは、予測されるトラブルを事前に防止する措置を講じておくことを指します。サロンを開業しますと一人の経営者として様々な人との会話があります。そんなときに「リスクヘッジ」という言葉を覚えておくのも便利です。)

これからお一人でエステサロンの開業を目指す方へ、ご参考になれば幸いです。

1.エステサロン開業の現実


数多くあるエステサロンの中、一人で経営しているサロンがもっとも多く、その中でも3年以上継続できているサロンはほんの一握り。1割も満たしていないと言われています。つまり、サロンを存続させることが難しいということ。
しかし、その他の業種と比較しても、経営が格段に難しいというわけではありません。国家資格などが不要なために開業へのハードルが低くなり、準備不足(知識不足)のままオープンしているサロンが多いことが原因と考えられます。
そのため、予め備えておけば必要以上に心配することはないということ。
まずはエステサロンの開業方法を確認していきましょう。

エステサロンを開業するには?

個人オーナーとして一人で開業する方法と、スタッフを雇う方法と2種類あります。
他店で経験を積んでから開業する方、独学、スクールで学び独立する方など様々です。

開業形態

  • ・自宅
  • ・マンションなど一室を借りる
  • ・テナントを借りる

それぞれの形態でかかる費用や集客への影響、お客様がもつサロンのイメージが異なります。メリット・デメリットをしっかりと把握し、資金やコンセプトにあったものを選択しましょう。

エステ開業物件について詳しくはこちらから>>>

必要な資格

エステの資格で代表的なのが、一般社団法人日本エステティック協会、一般社団法人日本エステティック業協会(AEA)、一般社団法人CIDESCO(シデスコ)。すべて民間団体で、開業のために資格の取得は必須ではなく、国家資格もありません。
年齢や経験は問わず、施術スペースがあれば開業できるエステサロンですが、サービスレベルの保証他店との差別化お客様への安心要素として必要に応じて資格を取得するとよいでしょう。

フォレストエステティックスクールでも、日本エステティック業協会(AEA)の技術に準じたカリキュラムで行っています。AEA認定講師・認定試験アンバサダーが担当するAEA試験対策講座もあるので、お好きなコースに通いながら資格を取得を目指していただくことも可能!

AEA資格試験対策講座について詳しくはこちらから>>>

その他エステ開業資格について詳しくはこちらから>>>

コンセプト

「あなたのサロンといえば〇〇!」といった、他店には負けない一押しメニュー(強み)を確立し、サロンの価値を高めましょう。これだけは負けないというメニューは、お客様が数多くのサロンからあなたのサロンを選ぶ理由となります。

例)

  • ・冷え性に悩んでいる人のためのフットマッサージ専門店
  • ・慢性的な肩コリ専門エステ

メニューを絞ってしまうと集客の窓口が狭くなるように思いがちですが、一度サロンに来店いただき信頼関係ができると、他メニューでの単価UPも期待できます。あれもこれも、となってしまわないように、ぶれないコンセプト設定が大切です。

エステ開業時の事業計画の立て方について詳しくはこちらから>>>

導入機器

機器を導入せず、ハンドテクニックのみで経営していくことも可能なのがエステの特徴。エステ機器の導入の有無で開業資金が大幅に異なります。まずは本当に必要かどうか精査することから始めましょう。
エステ機器導入の主な目的としては、

  • ・施術者の体への負担
  • ・(未経験からの開業の場合)技術力の補填
  • ・施術時間の短縮(回転率アップ)
  • ・スタッフの技術レベルの統一 

などがあげられます。
導入方法もリース・レンタルなども選択できるため、今後のビジョンや費用対効果を考え決定しましょう。

フォレストエステティックスクールの母体は美容商社のため、美容機器の販売も行っており最新機器の情報も豊富です。機器の知識や効果、使用方法について学べる講座もご用意しているので、安心して導入いただけます。

フェイシャル・ボディ機器レッスンについて詳しくはこちらから>>>

エステ開業の際の導入機器について詳しくはこちらから>>>

必要資金

サロン形態やコンセプト、開業場所など様々な要因で異なってきます。
コンセプトにあった演出(内装、サービス)でブランド力を高めることも可能です。最低限必要な物に加えて、顧客満足度を上げるために内装や備品にどの程度予算を費やすのか。

  • ・技術(お悩みを解決すること)をメインに内装は質素に抑え、価格を押さえる
  • ・内装やサービスでリラックスできる空間を演出し、贅沢な空間を演出する 等填

ターゲットの年齢、平均所得、お悩み、エステサロンに何を望んでいるのか等を調査してコンセプトを決定した後、予算を算出すると良いでしょう。

エステ開業時に必要な資金について詳しくはこちらから>>>

2.一日の仕事の流れ

例)
9:00 朝清掃、施術準備、予約確認
10:00~12:00 施術
12:00~14:00 施術
14:00~15:00 休憩
15:00~17:00 施術
17:00~19:00 施術
19:00 片付け 清掃、翌日の準備

毎日ご予約がすべて埋まっているとは限らないため、空いた時間に集客、技術レッスン、経営(資金管理、帳簿などの事務作業)、日々のサービスの見直しなどの業務を行うことになります。ご予約が埋まっていれば、営業時間外の対応が必要となりプライベートの時間も裂くことに。プライベートの時間やお客様の施術時間をきちんと確保するためにも、お一人でサロンをされる場合は完全予約制にしておくと安心です。

3.一人サロンのリスク

代わりがいない

体調不良や怪我など、何らかの理由でサロン業務が遂行できなくなる可能性もあります。スタッフがいない一人サロンの場合は、代わりに頼れる人がおらずお客様にご迷惑をおかけすることに。
最も大切なことは体調など自己管理をきちんとすること。そして、いざという時のために代替え案のご提案(非常勤の方を予め見つけておく、次回サービス時のお詫びの対応、他店へのご案内など)を予め決定しておくことで、急な事態にもスムーズに対応できます。

施術中の電話対応

電話予約は緊急度が高く大切ですが、施術中に対応に追われると、手が止まって施術時間が伸びてしまいお客様も良い気持ちがしません。後のお客様にもご迷惑がかかってしまう可能性もあります。
インターネット予約の活用(ネットご予約特典をつける)や留守番電話に予めメッセージを録音し、後ほど折り返すなど対策を行いましょう。

予約ミスへの対応

予約ミスがないにこしたことはありませんが、起こる可能性もゼロではありません。可能であれば同日中に対応するのがベストですが、すでに予約が埋まっていることもあります。お客様は大切な時間を確保しご来店いただいています。同日中に対応可能なのであれば、近くのカフェにご案内。もしくは、スタッフがいずとも対応できるメニューを受けておいていただくなど精一杯の対応を心がけましょう。

売上の上限がある程度確定されている

ベッド数、スタッフの人数が限られている一人サロンの場合、1日に対応できる人数も限定され自ずと売上上限も確定します。そのためメニューの価格設定はとても重要です。
【毎月必ず必要な額(経費)+ ご自身の収入】で最低限必要な予算を算出し、1ヶ月のうちどのくらい来客してくれそうか予想を立てます。そこから周辺地域の相場や、利益率などを考えて1人あたり単価を慎重に決定しましょう。
ただ、高いだけではお客様は納得してくれません。価格以上の価値を提供できるようなサービスと技術でメニューの構成も考えましょう。

一人でできることには限界があります。お客様にもご理解ご協力をいただけるよう、日頃からお客様とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築いておくことが大切です。
また、全てを一人で抱え込んでしまうのではなく、上手に周りの人の力を借りることでリスクヘッジにも繋がります。同じようにサロンを経営する人、近隣の店舗など、もしもの場合に助け合える関係も築いておくと良いでしょう。

お一人でサロン経営を行っていると日々の業務に追われて、新しい技術や情報、人と触れ合う機会が減りがちです。他店との交流を図ったり、セミナーや勉強会に参加するなど情報を収集できる環境に身をおくことを意識しておくと良いでしょう。

フォレストエステティックスクールでは、これから開業を目指す方のための開業セミナーを開催中。同じ志を持つ方と直接お話する機会ができ、また、すでに開業されているオーナー様が参加されることもあるのでコミュニティーが広がります。どなたでもお気軽にご参加いただけるよう、毎回無料で開催中。現場経験豊富な講師から現役エステティシャンも講師を務めているので、情報収集の場としてもご活用いただけます。

エステ開業セミナーについて詳しくはこちらから>>>

4.一人サロンで失敗しやすい例

  • ・サロンのコンセプトが曖昧
  • ・理想のサロンを気付きたいという思いから、はじめから規模が大きくなりすぎてしまう(初期投資が大きい)
  • ・迷期が続くと当初のコンセプトに構わず、流行りを追いかけぶれてしまう 等

一人で経営しているからこそ律してくれる人もおらず、不安や焦りから陥りやすい点。
壁にぶつかった時にはコンセプトとターゲットを見失わず、当初の目的に合わせて改善していくのがベスト。モチベーションを保つこと。どうしてサロンを築いたのか。どんな人に来てほしくて、何を目的にやっているかを毎日意識し、ぶれない心を作るようにしましょう。

フォレストエステティックスクールなら、カリキュラム終了後もご相談を承っております。少人数制だからこその距離感で、講師とも気軽に相談しやすい関係を築くことでき、サロンの現場経験があることから良き相談相手として活用されている方も多くいらっしゃいます。

フォレストエステティックスクールが選ばれる理由&声>>>

5.一人サロンでやってはいけないこと


安易な価格変更は禁物です。客足が遠のくと、お客様を集めるために価格を下げてしまうサロンがあります。一度下げた価格は上げるのは難しく(お客様の理解を得にくい=離客につながる)、客層も変動します。
一時的な対策をとるのなら「モニター価格」やなどで明確な理由付けをするようにしましょう。

価格と集客の関係

例えば、月30万の収入
    月々の経費10万円
    サロン営業が22日の場合

単価10,000円の場合

(月収30万円+経費10万円)÷一人あたりの単価10,000=月40名施術
1日あたり1〜2名集客

単価5,000円の場合

(月収30万円+経費10万円)÷一人あたりの単価5,000=80名
1日あたり3〜4名集客

単価20,000円の場合

(月収30万円+経費10万円)÷一人あたりの単価20,000=20名
1日1名

  • ・価格を低くする=件数をこなす(集客する)必要がある
  • ・価格を高くする=件数が少なくすむが、価格に見合った価値の提供とそれを伝える工夫が必要

例)
サロン周辺のお客様で、ターゲット層が30代主婦(子持ち)の方の場合
毎月お子様へのお金もかかりご自身の収入がないため自由に使える金額が少ないことが想像されます。(開業するサロンの立地によっても左右します。)価格を高く設定しすぎてしまうと集客で行き詰まってしまう可能性もあるため、空いた時間に気軽に通いやすい価格設定とサロンの雰囲気にする。
逆に、少し遠方の方でも自身のご褒美として通っていただくための特別な時間を演出するのであれば、少し価格は高めに設定し、贅沢な時間を味わえるメニュー構成を設定する。 等
立地、ターゲット層、コンセプトによって適正価格が異なります。
周辺の競合サロンや平均価格ばかりではなく、ご自身のサロンのコンセプトに合わせた価格を決定しましょう。

6.一人サロンオーナーの経営の考え方

知って得するエステサロン開業で活用できる助成
サロン経営の目安となる数字がつかめると、自ずとご自身が思い描くサロンの売上も予測できるようになります。

例)
1日8時間、月22日営業
2時間の施術で単価1万円
1日あたり4名、月88名施術
月商88万円(ここから経費を引いた差し引き額が月収となります。)
  • (A)商圏範囲(集客できる見込みがある地域)を広げて遠方のお客様もターゲットとする場合
  • (B)商圏範囲を狭め、近隣の方にターゲットを絞る場合

(A)の場合、価格に見合った時間・技術・サービスの提供ができれば、遠方でも通っていただける可能性が高くなります。

  • ・他サロンでは得られない効果が得られる
  • ・他店にはないメニューがある
  • ・サービスが充実している など

サロンまでの移動時間を加味しても訪れたいと思っていただける演出をすることで、商圏範囲は広く設定することもできます。
逆に(B)の場合、近隣の方が気軽に通いやすいコンセプトや価格を設定にし、定期的に通いたくなる親しみやすいサロンを演出するなど方法は様々。

価格、ターゲットの年齢層によっても獲得しやすい集客の方法は異なります。
一人サロンの場合、チラシやフリーペーパーへは費用対効果が得られず負担となることも考えられます。現在はインターネットが普及し、ご自身でサロンの宣伝をしたり様々な人とコンタクトを取れる環境が整っています。自身で対応することでコストの削減にもなり、顧客心理を考えるようになりサロン経営にも活かせます。ホームページやブログ、SNS、メルマガなどを上手に活用し、興味関心の高いユーザーのみに宣伝を行う「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」を上手に活用するとよいでしょう。

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7.一人サロンで成功するには

そもそも自宅開業と店舗経営なにが違うの?

お客様とコミュニケーションを増やす

心に残るおもてなし。心地よい会話。お客様のお好みを理解し、あなた自身のファンを作ることが大切です。
インターネットが普及した現在では人件費がかからない分ネット販売価格の方が安く、実店舗ではその分サービスの質が求められます。サービスの質によって顧客満足度は変動するため、エステだけでなく、これらのサービスを求めてエステティシャンに会いに来るというお客様も少なくありません。
あなた自身も商品の一つであり、価値を与えられるようお客様とコミュニケーションをとり信頼関係を築くことが大切です。

適正な価格とぶれないコンセプトの設定

新しいことへ挑戦していくための勇気。低迷している時にも耐え忍べる忍耐力とぶれない心。ご自身の決定に自信を持てないといつまでも適切な判断できなかったり、不安が残ります。
判断基準がなければ誰でも悩み不安を抱くもの。開業前にしっかりとコンセプトを立てぶれないコンセプトを作り、自分自信を信じることも大切です。

8.まとめ

もしもの場合に備えておくこと、時には周りの人の力を借りることで一人サロンでも十分上手くやっていくことができます。すべて一人で抱え込んでしまわず上手に人に頼ったり、困った時にはアドバイスもらえる人がいると安心です。
フォレストエステティックスクールでは、これから開業を目指す人のために無料でセミナーを開催しております。同じ志を持つ方とのコミュニティーを広げたり、開業のための知識を身につけるために活用していただいております。
スクールの講師は現役エステティシャン、サロン経験豊富な講師も揃っているため、開業準備で困っていることやお悩みもご相談いただけます。
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