まつげパーマ開業｜必要資格と成功するための開業の手引き｜エステスクールのフォレストエステティックスクール

こんなお悩みありませんか

• まつげパーマを仕事にしたい
• 身内や知り合い限定でも、美容師免許は必要・・・？
• まつげパーマで儲けることはできる？
• まつ毛パーマサロンを開業したい。40代からだと、年齢的に厳しい・・・？
• 今から美容師免許を取得するのは、現実的？
• 開業するためにはどのくらい資金が必要？
• 必要な準備と手続きを知りたい！

まつげパーマで開業を検討している方へ。
開業に必要な資格や手続きと、成功するためのポイントをお伝えしています。

ご参考になりましたら幸いです。

まつげパーマとは

専用のロットとパーマ液を用いて、まつげにカールを作ります。
立ち上げ方やカールの種類を選べ、デザインは多種多様です。ロッド式とビューラー式とあり、施術方法や使用商材が異なります。

ロッド式	専用ロッドにまつ毛を貼り付けてカールさせる ロッドを変えることでデザインを調整でき、幅が広い
ビューラー式	まつげを挟んでカールする 施術が容易で、ロッド式と比較すると短時間かつ安価

費用は2,000〜8,000円。施術時間は1時間程度で、1〜1ヶ月半の間カールをキープします。
自然な仕上がりと扱いがラクなところもあって、幅広い世代で人気です。
目元が華やかになるだけでなく、逆さまつげや化粧崩れ対策、メイク時間の短縮効果もあります。

仕事内容

「アイリスト」と呼ばれる目元の施術を行う専門職で、基本的なサロン業務はエステティシャンと変わりありません。
カウンセリングを通して悩みと要望をうかがい、理想のまつげをデザインします。
サロン規模によっては、受付や予約管理、電話対応、清掃、事務作業といった雑務も含まれます。
開業の場合は、集客や経理といった運営業務も担います。

市場

1980年代にまつ毛パーマが誕生。コロナによるマスク生活やナチュラルメイクの流行の影響を受け、再びニーズが増加してきています。

株式会社リクルートが実施した2022年度の調査によると、女性のアイビューティーサロンの利用率は過去5年で最も高く、2021年からまつげパーマの利用率は1位に浮上。まつげエクステからまつ毛パーマへ切り替える方も増えているようです。

参考サイト：【美容センサス2022年上期】≪アイビューティーサロン編≫ | 株式会社リクルート

マスク生活が長引いたことも影響して目元の美容に関心が集まり、専門サロンも増えました。
2023年は市場規模が915億円で前年比-2.9%となっていますが、男性の利用率は34%増加。

参考サイト：数字で見る美容業界 | 美容業界の調査はホットペッパービューティーアカデミー>>>

メンズ専門の目元サロンが普及してきていて、「化粧までは・・・」と考えている男性もチャレンジしやすく、人気が急上昇しているようです。
再ブーム＋市場の拡大で、ますます成長が期待できます。

参考サイト：男性の「まつげパーマ」が人気急上昇、1回5000円をかける納得の理由 | ニュース3面鏡 | ダイヤモンド・オンライン>>>

まつげパーマ開業のメリット

• 自宅やレンタルサロンからでも始めやすい
• 出張にも対応できる
• 初期投資が少なく、リスクも低いのでチャレンジしやすい
• 家事や育児と両立しやすい
• 副業や土日だけなど、自分のペースで働ける
• まつげエクステ、アイブロウとメニュー展開が容易

まつげパーマ開業でどのくらい儲かる？

大掛かりな設備が不要で、初期投資が少なく、利益率が高いメニューです。
キットを揃え、美容所としての要件をクリアしていれば、自宅の一室からでもスタートできます。
仕事をしている方が傍らで始めやすいのもメリットで、趣味や小遣い稼ぎ、空いた時間に副業として稼ぐのにも向いています。

専門店の増加、パリジェンヌやケラチンラッシュリフトといった新しいスタイルのまつげパーマの普及、美容師の独占業務になったこともあって、昔と比較すると単価も上がり、付加価値を付ければ10,000円くらいまで設定できます。

廃業率の高さが度々話題にあがりますが、実際には初期投資が少なく利益率が高いメニューです。
施術に必要なキットも数万円程度で揃えることができます。
自宅やレンタルサロンを活用すれば赤字を回避しやすく、固定費も削減できます。
正しく準備し、計画通りに運営できれば、リスク少なく成功しやすい事業です。

まつげパーマで開業するために必要な資格と手続き

資格

代金をいただいて施術を行うためには、必ず美容師免許を取得していなければなりません。（従業者が常に2名以上いるサロンでは、管理美容師免許の取得も必要です。）

▼管理美容師免許とは

美容を業とする日本の国家資格であり、厚生労働省管轄の業務独占資格である美容師が実務経験を経て取得できる美容所の管理者資格であり、必置資格である。
美容師法第12条の3により美容師である従業者の数が常時2人以上である美容所の開設者は、当該美容所を衛生的に管理させるため、美容所ごとに、管理美容師を置かなければならないとされている必置資格。

引用元：管理美容師 – Wikipedia

無資格で施術を行えば30万円以下の罰金、事例によっては逮捕に至るケースもあるようです。
開業して経営のみに携わる（まつげパーマの施術をしない）場合は、不要です。

美容師免許は、厚生労働省が指定した美容師養成施設で昼間・夜間で2年以上、通信で3年以上の過程を修了し、美容師国家試験に合格しなければなりません。

美容の基礎知識として、皮膚や髪にまつわる基本的な知識と技術を学びます。
選択科目にアイリストの授業が設けられている学校も増えていますが、即戦力として活躍したい場合、専門スクールの検討も必要になるかもしれません。

まつげパーマの資格取得は任意ですが、商標を利用できたり、目元のデリケートな部分の施術ということもあって信頼は高まります。

届出

エステを開業する資格とは？知って得する資格と手続きをご紹介>>>

まつげパーマ開業の流れ

事業計画を立てる

継続してサロンを運営していくためには、開業前の準備が重要です。
事業計画書を作成することで、頭の中で思い描いていることを整理し、具体化していきます。

作成した計画書は、事業の進捗管理や経営における意思決定の拠り所になります。
資金調達の場面でも不可欠な資料で、目的やそれによってどのような効果がもたらされるのか。計画通りに返済できるのか。といった、事業の将来性を計る判断材料として用いられます。
「自分が振り返る」「人に見せる」という２つの軸で、具体的にわかりやすく、説得力を持たせた内容にまとめます。

5.事業計画書をつくる | 起業マニュアル | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]>>>

開業方法を決定する

自宅、賃貸、レンタルサロンの利用と、資金や理想の働き方に応じて選択します。
固定費は粗利益に対して10〜20%の範囲で収めるのが理想で、特に家賃は売上に関わらず必ずかかってくるので、無理のない範囲で慎重に検討します。

未経験の方や初めての開業で不安がある方は、フランチャイズという選択肢もあります。
ロイヤリティや加盟金で初期投資は膨らみますが、本部のサポートを受けながら経営ノウハウを学ぶことができる失敗しにくい方法のひとつ。

とはいえ、本部と加盟店は独立した事業であり、すべてをサポートしてくれるわけではありません。経営者としての意識や責任は、個人開業と同等に必要です。

自宅	初期費用を抑えられる 家賃不要でリスクも軽減 プライベートと両立しやすい 生活感を隠さなければならない セキュリティ・プライバシー対策が必要 美容所登録できるかがポイントです。 賃貸の場合は、商用利用できない場合が多いため、契約内容を確認しましょう。
賃貸	テナントかマンションの一室かによっても異なりますが、住居用物件と比較すると保証金額が高額で、まとまった資金が必要です。 内装・外装工事を施さなければならないとさらに費用もかさむので、居抜き物件やDIYする方法もあります。 条件に合う物件とすぐに巡り会えるわけではありません。 オープン半年くらい前から探し始めておくとよいでしょう。 エステ開業、物件選びで失敗しない方法>>>
レンタルサロン	立地を選べ、場所を問わず柔軟に働ける 開業資金、固定費などリスクを抑えられる 都度、部屋の確保が必要で手間がかかる 美容所登録済みのサロンを探しましょう。 間借りであれば、すでに美容所登録されているので安心です。 レンタルサロンで開業！エステ未経験でも成功できる3つの秘密>>>
フランチャイズ	経営ノウハウを学べ、成功率が高い ブランド力を利用でき、広告宣伝活動を担ってもらえる ロイヤリティがかかる 転業、廃業が難しい パッケージ化されていて未経験の方もスムーズに開業まで至れます。自由度が低く、独自性を出しにくいものの、企業理念に共感できればやりがいを見いだせるでしょう。 エステ開業、フランチャイズで成功できる？個人経営位と徹底比較>>>

開業資金を準備する

備品購入費	30〜50万
物件	0〜200万
家具家電購入費	20〜50万
内装・外装	20〜150万
広告宣伝費	5〜30万
運転資金	50〜150万

開業方法で大きく変動しますが、50〜500万ほどで開業できます。

自宅サロンで家賃がかからずにすぐに利用できる場所があれば、固定費も少なく済みますので、必要な商材ベッド（チェア）のみとなり、予算面のハードルは低く、50万程あれば開業できます。

最近はレンタルサロン開業の方も増えており、備品類（ベッドやワゴン）もついている場所ですと、まつげパーマの商材とリネン類が用意出来れば、水道光熱費込みの賃料のみで可能です。
オープン日数でレンタルサロンの借り方次第（1日単位、時間毎、月毎など）で家賃も変わります。

予算を抑えるには、固定費削減が有効です。
自己資金が不足している場合は金融機関からの融資、または、助成金や補助金の活用を検討します。助成金や補助金は返済不要なので、条件に当てはまれば積極的に利用したいところ。とはいえ、財源は公的な資金から捻出されるので、交付してもらうためには相応の準備が必要です。

融資は返済義務が発生するため、無理のない返済計画を立てましょう。

エステ開業時に活用できる助成金・補助金制度>>>

備品を揃える

カーテンやラグ、クッション、リネン、アメニティ、お茶菓子、BGM、ライト、アロマなど、視覚、嗅覚、聴覚から癒し、快適な時間を過ごしていただくための、心地よい空間の演出にも投資すると良いでしょう。

広告宣伝活動

チラシ	​​ポスティング・近隣の店舗に依頼
ホームページ	WordPress・ペライチ・Wix・ジンドゥー
ブログ	WordPress・Amebaブログ・note・はてなブログ
SNS	Instagram・Facebook・X（旧Twitter）
インターネット広告	Google・Yahoo!
SNS広告	Instagram・Facebook・LINE＠
情報誌	タウン情報誌・フリーペーパー・クーポンサイト
Googleマップ	Googleビジネスプロフィール

オープン日から予約が埋まっているのが理想的。
顧客が来店しないと売上が上がらず、長引くほど資金繰りも悪化します。適度に広告宣伝に予算を割き、認知拡大と口コミを集めましょう。

窓口は多いほど集客力は高まります。
開業を決意したタイミングでブログやSNSアカウントを開設し、サロンを作り上げていく工程やビフォーアフター、アンケートを発信し、認知拡大とファン作りに努めます。

同時に、ポイントカードや次回使用できるクーポンの発行、次回予約特典など、継続利用してもらえる仕組みも整えておきましょう。
新規獲得コストはリピーターの5倍とも言われています。
マーケティング業界では、離脱率を5％改善すると利益が最低25％改善するという「5:25の法則」が存在します。
初動で新規顧客を確保したら、リピートしてもらうための施策に注力するのが賢明です。

まつげパーマ開業の際の注意点

デリケートな目元の施術。商材選びは肝心です。
トラブルが起こると視力低下や失明のリスクがあります。
パーマ液やグルーはさまざまなメーカーから販売されていますが、まつげの傷みを考慮したもの、放置時間が短縮できるもの、刺激が少ないものと多数展開されていて、使用する薬剤によってまつげの負担や安全性もちがいます。

• 化粧品登録済みのものであること（頭髪に使用する薬剤は医薬部外品で、まつ毛に対しては認可されていません。）
• 硬めのテクスチャーで液垂れしにくいもの
• 揮発性が少なく、まつげの負担が少ないもの
• 信頼と実績のあるメーカーであること

これらを基準に精査します。

パーマ液やグルーは温度に敏感で、保存方法を守らないと劣化が進み、パーマのかかりが悪くなるのはもちろん、アレルギー反応を引き起こす成分の放出量が増加しやすく、しみる、充血するといった不快感を与えてしまいます。
取扱説明書に従って、適切に保管しましょう。

まつげパーマ開業の事例

失敗事例

物件契約料50万程。
内装費やベッド類などに力を入れすぎ（合計100万程）、初期費用が嵩んだ。

成功事例

初期費用があまりなかったため、技術メインで家賃や賃料を抑えてレンタルサロンで開業された方。

固定費の重圧が少なかったため、開業初期は集客が少なく不安もあったが、その時間でインスタ等の広告や案内に力をいれ、メニューも分かりやすくまつ毛パーマ、まつ毛エクステ、眉毛メニューのみに絞って案内。

レンタルサロンで駅近だったこともあり、徐々に集客も落ち着き、順調に売上も安定してきました。
＠5000×6名=30000円を目標に予約も埋まるようになり、安定して50万以上の売上は保てています。

フォレスエステティックスクールでまつ毛パーマの技術を習得し、サロン開業へ

フォレストエステティックスクールは、高い講師力に自信があります。全員10年以上の現場経験を持ち、現役で活躍するアイリストも在籍しています。
現場に即した生の技術と豊富な知識＋流行も捉えながら、プロとして即時活躍できるノウハウをお伝えしており、まつげパーマならわずか１日の講習で、必要な技術を習得していただき、実践練習が可能なキットを活用され、開業に時期に合わせて技術力を上げていけるため、主婦や未経験からの開業実績も豊富です。

身につけたスキルを使って収入を得たいという方は、無料で支援も行っています。

→フォレストエステティックスクールの開業支援について

おすすめの講座

まつ毛カール1日講習

5種類のカールを学ぶプロフェッショナルカールのコース。
必要な商材が付属しているので、修了後、即時プチ収入を実現できます。自然な仕上がりからぱっちりまで、上下のまつ毛カールに対応したコースです

ナチュラルカール（4時間／ロット1種類・専用液100名分）	32,780円
プロフェッショナルカール（4時間／ロット5種類：専用液100名分）	46,200円

まつ毛カール1日講習ついて詳しくはこちらから>>>

まつ毛エクステ1日講習

目元専門サロンとしてお客様のニーズに合わせたメニュー提案が可能になります。
まつげパーマ＋まつげエクステのコースを作れば、エクステと自まつ毛が馴染み、ワンランク上の仕上がりに！単価アップにもつながります。

シングルエクステンション講座（3時間／約50名分の商材付き） （シングル用ツイザー、速乾性グルー、グルートレー、サージカルテープ、リムーバー、エアブロア、コーム、アイラッシュ、拭き取り化粧水）	41,800円
レベルアップ講座（3時間／商材付き） （リムーバー（ジェルタイプ）、アイラッシュ（Cカール・Jカール）	27,500円

まつ毛エクステ1日講習について詳しくはこちらから>>>

カウンセリング講座

心理の観点から学び、お客様と有効な関係を作りながらニーズを引き出し、リピートにつなげるテクニックを習得していただけます。
ロールプレイング形式の実践講座で、接客未経験の方も高額コース契約を取れるまでに成長できる人気の講座です。

カウンセリングセミナー	スクール在校生・卒業生3,300円 一般（1店舗2名まで）5,500円
カウンセリング講座（10時間）	49,500円

カウンセリングセミナーについて詳しくはこちらから>>>

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受講生の声

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よくある質問

美容師免許は必要ですか。

当校のまつ毛カール講習の受講には、美容師免許は必要ありません。
まつげカールサロンを開業し、代金を得て人に施術する場合は美容師免許の取得が必要です。

40代、未経験ですが、今からまつ毛パーマの技術を身に着け、美容師免許を取得し、職業にするのは難しいですか？

実際にスクール生さん（40代前半）で、趣味でレッスンに来られてから、美容専門学校に通われ、ご自身でサロンをしている現在50代のオーナー様もいらっしゃいます。

まつげパーマ開業で成功するためのポイント

お客様が何を感じ、何を求めているのか感覚を研ぎ澄ませ、適合させていきましょう。

近年は化粧品や美容業界でも「タイパ（タイムパフォーマンス）」というワードを目にする機会が増えています。
限られた時間の中で高い満足感を得ることが、特に、Z世代（1996-2012年に生まれた若い世代）にニーズがあるようです。これは男性や多忙なビジネスパーソン、家事や育児、趣味を持つ方にとっても有益で、同価格、同じ仕上がりで、短時間で完了できると差別化になります。サロンの回転率も上がって、結果として売上もアップにもつながります。

サロンはオープンして完成ではなく、トレンドやお客様のニーズに応じてアップデートしながら創り上げていくもの。
日夜新しいトレンドが生まれているので、セミナーや業界の専門誌、SNSやインターネットからもトレンドをキャッチし、常に情報収集を行って、顧客ニーズを逃さない取り組みが大切です。

また、成功するサロンはキャッシュレス決済（クレジットカード、各種QRコード)や予約サービスといった便利ツールを上手く活用して、限りある中から時間を捻出し、優先順位の高い事項に当てられるように工夫されています。

お客様の利便性があがるだけでなく、

• 両替やお釣りの渡し間違い、ダブルブッキング、予約の取りこぼし防止
• お会計がスムーズになる
• レジ締め作業が簡素化される
• 会計ソフトと連携できる

といった人為的ミスの防止や作業の効率化によって負担を軽減し、集客や経営戦略に時間を費やしてブラッシュアップすることができます。
費用対効果を考慮しながら、賢く活用していきましょう。

まとめ

フォレストエステティックスクールは、東京・大阪（梅田・心斎橋）・京都・姫路と、全国5拠点で開業を目指す方をサポートしています。
スキルを身に着けたい方、独立や開業にご興味がある方はお気軽にご相談ください。
開業セミナーも定期開催中！お気軽にご参加ください。

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