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助産師サロン開業|資格と経験を活かしサロンで成功する方法

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助産師サロン開業|資格と経験を活かしサロンで成功する方法

こんなお悩みありませんか

  • ・予防医療を主に、妊娠・子育て中の方の心身をサポートするサロンを開業したい
  • ・助産師として将来的に開業したいけど、少子化の影響を受けそうで不安
  • ・育児やマタニティ生活を笑顔で過ごせるサービスの普及を目指している
  • ・女性がママとして、女性としても充実するための支援をしたい
  • ・開業して、病院とはちがったケアやサポートを行いたい
  • ・一人ひとりと丁寧に向き合い、健康と美容を同時に提供したい
  • ・看護師の資格を活かし、産後ケアを提供したい

助産師として現役で活躍している方から、これから助産師の仕事をしたいという方まで。
開業を視野に入れているけど、実際にどんな手続が必要なのか。
独立して病院以外で活躍していくことはできるのか。

「サロン」という形で開業し、助産師の知識と経験を活かしながら成功するための方法をご紹介しています。

ご参考になりましたら幸いです。

助産師とは

助産師サロン開業|資格と経験を活かしサロンで成功する方法

「助産師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じよく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいう。

引用元:保健師助産師看護師法 | e-Gov法令検索

出産の介助をはじめ、妊娠、育児に至るまで母子の健康を守る指導を行います。
「産婆」という名称で江戸時代から職業として一般化し、もともと資格不要でしたが、明治に入って免状制になり、大学や専門学校で看護師課程と助産師課程の両方を修了したものが「助産師」と名乗れます
妊産婦と新生児のケアの他、若い世代への性教育、不妊治療、更年期の女性への指導も行い、世代問わず女性のライフサイクルに寄り添う仕事です。

▼助産師の仕事内容

妊娠 食事・栄養面の指導、メンタルフォロー(出産の流れや心構え)
出産 介助、新生児の取り上げ
産後 じょく婦の体調管理、栄養・母乳・沐浴指導、骨盤ケア、新生児のケア、ベビーマッサージ、メンタルフォロー(産後鬱)、育児・子育ての相談
その他 産前教育の普及、避妊、性感染症の予防など性に関する知識の普及と指導、更年期のアドバイスや指導、家族計画、夫婦関係、不妊治療相談などの保健指導

助産師の現状

病院や診療所勤めの方がほとんどで、保健所や市町村の健康課・保健センターにも配属されます。平均年収は約550万と言われており、看護師や全体の平均年収をも上回ります。
生命誕生の瞬間に立ち会えるやりがいのある仕事ですが、少子化の影響で分娩介助機会が現象していて、助産師になることを悩む方もいるようです。

実際には産婦人科医の減少にともない、医師の負担軽減に向けて「助産師外来」が注目されています。
少子化対策の一策として産後ケアの促進に工夫がなされているようですが、情報提供や申請方法の不便さもともなって利用者実績は少なく、あまり浸透していないのが現状のようです。

参考サイト:利用したいけれど、課題山積…日本の「産後ケア」の現状とは?(重見大介) – 個人 – Yahoo!ニュース

とはいえ、里帰り出産ができない方やワンオペ育児をされている方、パートナーが育休を取れない方など、家族のサポートを受けられない方からニーズがあるのは事実。
産婦人科医減少の背景には働環境や医療訴訟が多くリスクが高いこともあげられているため、出産介助は行わない産前・産後ケア事業が注目されていると考えられます。

厚生労働省:産後ケア事業の利用者の実態に関する調査研究事業 報告書

産婦人科医不足と医療崩壊

助産師って開業できるの?

助産師って開業できるの?

助産師は医師の指示を受けることなく出産介助することが許されていて、看護職の中で唯一、「助産所」の開業権が認められています。(正常分娩に限られます。)
出産介助を行わないサービスのみであれば、資格やこれらの条件は不要です。

最近は整体師やエステティシャンが産後ケアに特化したサロンを営んだり、自身の出産や育児経験を活かして仕事をしたいと考えられたりする方も多く、「産後ケアリスト」「育児カウンセラー」といった資格も普及しています。

助産師の中でも、経験を経て目指す方向性が変化したり、ライフスタイルにあった働き方や定年後の生活に備えて開業を決意されるなど、活躍の場を広げているようです。

助産師の開業方法

助産師の開業方法

助産師が開業する方法は大きく2通りに分けられ、提供するサービスに「助産介助を含むか、含まないか」によって開業手続きが変わります。

助産介助を含む助産所の開業

「助産所」とは、助産師が公衆又は特定多数人のためその業務(病院又は診療所において行うものを除く。)を行う場所をいう。

引用元:厚生労働省:医療安全の確保に向けた保健師助産師看護師法等のあり方に関する検討会 第4回資料

医師は常駐せず、助産師が管理して出産をサポートする施設。
「妊婦・産婦・産褥婦合わせて最大9人まで」と制限されています。
出産は正常分娩のみ行なえ、逆子や高齢出産、切迫流産、早産、子宮がんなど、母子に異常があるリスクが高い妊娠や帝王切開などの医療行為は行えません。経過やお産の状態によって、連携している病院や診療所の医師の支援を受けます。

助産所開業手続き

助産所を開設する場合は、開設する市区町村にて開設後10日以内に開設手続きを行います。

参考:大阪市:助産所開設届出書(助産師開設)の記載要領

参考:大阪市:助産所開設届(助産師開設)

開設に関しては、公益社団法人日本助産師会が開業マニュアルを発行しており、参考に準備を進めることが推奨されているようです。

助産所開業マニュアル 2021―開設・管理・運営― (2021年版) | 日本助産師会出版

開業条件

  • ・分娩介助経験200件
  • ・妊婦健康審査200例
  • ・新生児健診200例
  • ・家庭訪問30例
  • ・母乳相談200例
  • ・産後4週までの健康診査200例

参考資料:分娩を取り扱う助産所の開業基準

「最低5年以上の助産師経験があり、師長レベルのキャリアがあることが理想」とされています。
また、医療法第19条、第74条第1号により、もしもの場合に対応できる嘱託医・委託医療機関の確保が必要です。
違反した場合、20万円以下の罰金が処されます。

第十九条 助産所の開設者は、厚生労働省令で定めるところにより、嘱託する医師及び病院又は診療所を定めておかなければならない。
2 出張のみによつてその業務に従事する助産師は、妊婦等の助産を行うことを約するときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該妊婦等の異常に対応する病院又は診療所を定めなければならない。

引用元:医療法 | e-Gov法令検索

分娩を扱うメリットとデメリット

デメリット
  • ・連携できる診療所を見つけなければならない
  • ・設備投資が必要で、資金負担が大きい
  • ・出産はいつ何が起こるか分からないため、深夜・休日対応が発生する可能性がある
  • ・命を預かる仕事で、責任負担が重くなる
  • ・人材確保、個人であれば体力も必要
メリット
  • ・生命の誕生といった素晴らしい瞬間に立ち会える
  • ・これまでの経験や資格が活かせる 
  • ・妊娠から出産・育児まで一連してケアできる

助産介助を行わない分野での開業

助産所以外でも活躍する場はあります。
助産介助を行わなければ納税する税務署に開業届を申請する他、特段、条件はありません。助産師が独立・開業して活躍する一例をご紹介いたします。

メンタルケアコーチング

ウィメンズヘルスや周産期のメンタルヘルスの知識を活かして、生涯にわたる女性の健康を支援します。
出産や育児、月経など、ホルモンの変動やストレスによってメンタルや体調の不調を起こしている方はもちろん、それらへの対策を指導します。
オンライン・リアル(対面)と環境を選ばず、助産師の仕事を続けながらでも始めやすい分野です。

マタニティクッキング

食事は生活の質(QQL)との関係も深く、予防医学としても注目されています。
民間資格だと「妊産婦食アドバイザー」、専門性を求めるなら「栄養サポートチーム」などがあります。

栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team)とは
最適な栄養療法の提供を目的とした医療チームで、国家資格を取得後5年以上栄養管理に関する業務を経験していれば受験資格を得られます。

栄養面に特化したレシピの提供、料理教室、宅配サービスなど、妊産婦問わず支援でき、広くビジネス展開が可能です。

ブログ・ライター

経験から得た知識を発信することで、間接的に悩める人を支援できます。
インターネットを駆使すれば、必要な人に必要なタイミングで情報を届けられます。
近年、ネット上には多くの情報が錯綜し、情報の信ぴょう性が問われています。
Googleの検索結果に上位に表示させるためのSEO対策では、評価基準にE-E-A-T(Experience(経験)/Expertise(専門性)/Authoritativeness(権威性)/Trust(信頼性))が設けられ、コンテンツの質が重視されています。
国家資格所持、現場経験のある助産師が作成するコンテンツであれば評価されやすく、広告アフィリエイト記事作成代行業務で収益化を目指せます。
ライフスタイルが変わっても継続しやすく、働き方の融通も効く仕事です。

ママさん講座・セミナー・ワークショップ・イベント開催

分娩、乳房ケア、子供との関わり方といったあるゆる分野のセミナーを開催できます。正解がない子育て・育児だからこそ悩むママや妊婦さんも多く、それぞれの悩みに対応する講座が考えられます。

例)
発達ケア/夜泣き予防/ベビーマッサージ/出産準備/プレママ・プレパパ体験 など

開業間もない頃は無料開催で自身の活動のPR、現場経験が長ければ、現役の助産師に向けてのセミナーを行うこともできるでしょう。

産後ケア・マタニティサロン

妊娠・出産で女性の体は大きく変化します。
育児と仕事を両立している方も多く、出産後変わってしまった体型を見てストレスを抱える方、慣れない育児で余裕がなくなってしまう方と、自身の心と身体のケアまで行き届かずに悩む方も多いようです。
助産師の知識とリラクゼーションのスキルを融合させることで、より効果的なサポートが実現します。
産前のむくみ、背中や腰痛ケア。産後の身体の歪み改善、体重調整、バストケアといった美容と健康、双方の悩みをサポートし、ライフステージに寄り添ったサービスを提供できます。

エステ開業に必要なものは?開店までに準備すべき商品や資金・手続きについて詳しくはこちらから>>>

助産師がサロンを開業するメリット・デメリット

助産師がサロンを開業するメリット・デメリット

デメリット

  • ・助産介助は行えず、新しい生命の誕生の機会に立ち会えない
  • ・資金繰り、集客といった経営にまつわる作業が増える
  • ・仕事とプライベートを区別しにくくなる
  • ・産後ケアの利用率が低く、集客の工夫が必要
  • ・スタッフの人材教育、運営やトラブルなど、責任負担が増える
  • ・開業資金、運営資金と費用がかかる

メリット

  • ・一人ひとりと丁寧に向き合え、自分の理念にそったサービスを提供できる(サービスの幅が広がる)
  • ・得意分野に注力したり、独自の判断で対応でき、やりがいが増す
  • ・お客様の声を活かすことができ、独自性の高いサービスの提供ができる
  • ・定年がなく、年齢を重ねても代わらず活躍できる
  • 働き方の融通が効きやすい
  • ・自身のライフスタイルが変化しても働き続けることができる

フォレストエステティックスクールで助産師の知識を活かして開業!

エステスクールコース詳細

フォレストエステティックスクールとは

堂々3冠獲得

働く女性を応援し、ライフスタイルが変化しても活躍できるスキルと活躍の場を提供しています。子育てや介護を理由に働きたくても働き口が見つけられない方、好きなことを仕事にしたい方、エステティシャンはもちろん、子育て中のママや異業種から開業を目標に来校される方も多く、夢を叶えるサポートを行っています。

フォレストエステティックスクールが選ばれる理由について詳しくはこちらから>>>

強み

講師

現場経験豊富な講師が、実践で活きるスキルを提供しています。
系列サロンで働く現役エステティシャンも所属しており、リアルな現場の声、お客様のニーズも加味しつつレッスンが行われています。
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選べるコース

東京・大阪エリア エステスクールコース数No.1

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現役エステサロンオーナーやエステティシャンの方からも支持をいただいています。

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【無料】エステサロン開業支援制度

「どのようなサロンを開業するか?」といったサロンの枠組みから、開業地の選定、メニュー作成、集客といった具体的なところまで、成功するためのノウハウをレクチャーいたします。
異業種からの開業支援事例も多く、これまでの経験を活かしたサロンづくりをご提案いたします。

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助産師のサロン開業でおすすめのコース

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ベビータッチケアインストラクター講習12時間(マンツーマン) 82,500円

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リフレクソロジー講習7時間(マンツーマン) 60,500円

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アロマテラピー検定2級コース(全11時間) 82,500円
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助産師のサロン開業で成功するには

助産師のサロン開業で成功するには

助産師会へ加入する

日本助産師会、都道府県の助産師会、市の助産師会とあり、各種団体賠償責任保険への加入資格が与えられ、厚生労働省や行政からの情報も共有されます。
その他にも研修費が割引になったり、同じ志を持って活動する助産師とつながれたり、イベント参加の機会が設けられていて、開業地域の活動に参画でき、サロンのPRはもちろん地域貢献にもつながります。
業界の最新情報だけではなく、各国の活動報告や研究調査内容が共有され、現場を離れていても学び続けることができ、サロンに落とし込めるのは”助産師ならでは”の特権です。

助産師×エステスキルで差別化

医療での経験をベースに、エステやマッサージ、アロマ、リフレクソロジーといった関連スキルを掛け算していくと希少性があがります。新たな視点が加われば新しいものが生み出され、競合との差別化集客の際も有効です。
ケア主体のサロンは資格がなくても開業できますが、実際には母子の健康や将来に関係し、国家資格や専門知識を有していることは大きな強みです。
今までのスキルを積み上げつつ、自身の市場価値を高めましょう。

開業を決意したら、情報発信を開始する

「仕事をやめたら」「資格やスキルを習得したら」「あと〇〇円貯たまったら」。
開業となるとリスクが伴うので、「なかなか実行できない」というのが一般的。もちろんリスクヘッジも大切ですが、決意したタイミングでできることからスタートしてしまうのがおすすめです。
ビジネスを認知してもらうために、インターネットの活用は避けては通れません。
ブログやSNSであれば無料で簡単に始めることができます。「想い」や「知識」を発信し、フォロワーや共感者、応援してくれる方が集まれば、いざ開業した際も心強いでしょう。
何事も新しいことにチャレンジするには、助走(準備)期間が必要です。
スモールステップを活用し、開業までの課程を細かく区切り、できることから積み重ねていきましょう。

まとめ

「女性」「健康管理」という面でも助産師とエステは親和性が高く、スキルアップや競合との差別化でもエステのスキルは有効です。
フォレストエステティックスクールでは、エステのスキルだけでなく、開業準備や経営ノウハウ、開業後の運営までサポートしています。理想をお伺いし、必要なスキルのご提案もさせていただけます。
お気軽にご相談ください。

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    • ・他の受講生は何を目的に、どういったコースを選んでいるのか?
    • ・他の受講生はどこの地域からスクールに通っているのか?
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