エステ開業に必要なもの

「これからエステサロンを始めたいと思っている」という方の中には、何から始めたらよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。美容師やエステティシャンなどの経験はあっても、開業経験者ではないという方がほとんど。不安に思われるのも当然といえるでしょう。

そこで、開店までにどのような準備をしないといけないのか、何を買い揃えたらよいのかなど、最低限必要なものを具体的にご紹介します。また、それらを準備するのに必要なおおよその費用もお教えしますので、ぜひ参考になさってください。

開業する場所(物件)を用意しよう!

開業する場所

開業するにあたり、まず準備しないといけないのが店舗(物件)です。どこで始めるかによって、周辺の顧客の年齢層や求められるサービスの内容が変わってきます。開業地の地域性とあなたがターゲットとするお客様のニーズに合った立地の選択が必要です。また、提供するサービスに必要な設備を置くことができる十分なスペースを確保することも大切です。しっかり吟味したうえで決断しましょう。

自宅サロンを開業する場合

「ホームサロンでの営業が前提」という場合は新たに場所を探す必要がないので、その分手間はかかりませんが、玄関やサロンに使用する部屋などは生活感を感じさせない工夫が必要です。お客様がエステに求めるものには、技術だけでなくサービスや、リラックスできる癒しの空間。大通り沿いのお住いであれば、なるべく車の音が聞こえないお部屋を選んであげたり、生活音が聞こえないような工夫も必要となります。さらにリラックスできる空間作りのために、リフォームしたり、インテリアで雰囲気を変えたりするなど、特に女性のお客様目線で手を入れていきましょう。

マンション1室を借りる場合

店舗用にマンションを借りる場合は物件探しから始めますが、「どのような人をターゲットにするのか」によって集客に効果的な場所・地域は異なります。ターゲット層が既に決まっている場合は、それを踏まえてサロン可賃貸物件を検討しましょう。

また、エステサロンの店舗として使用することを大家さんに伝え、許可を得ておくことが必要です。事前に不動産業者にそのことを伝えておきましょう。家賃4か月分ほどの契約金が必要になることもあるため、合わせて確認が必要です。

出張サービスで営業する場合

お客様の自宅に訪問してサービスを提供する場合は店舗などの必要はありませんが、必要な機材、化粧品、販売商品などを置くスペースは確保しましょう。

物件選びについてのポイント

当スクールでは、開業サポートについて幅広いアドバイスを行っております。たとえば、場所の選択について。どんなに素晴らしい技術を提供してもお客様のニーズに合っていなければ集客に結びつかないことが多いもの。経営を成功させ長く営業し続けるためには、戦略を考えた物件選びが鍵となります。

物件選びのポイント

外装や内装の綺麗さよりも、“開業地の地域性”と“ターゲット層”に合った立地を選ぶことをおすすめしております。「車が多いエリア×主婦」なら、エステ帰りに買い物して帰れるようなスーパーが近隣にある住宅地を選択!お客様は車で移動するため、駐車場2台は必須となります。「都心部×会社員」なら、駅から5分以内にある物件を選ぶことをおすすめします。

フォレストエステティックスクールは、母体が美容機器の卸業・スクール経営・直営サロン経営なども行っているため常に美容業界の最新情報にアンテナを張り、全国各地のマーケティング情報をリサーチしています。その情報をもとにあなたが開業されたい地域やターゲット層をお伺いし、最適な物件をお選びいただけるようサポート致します。

物件選びとメニューづくりはライバル店を意識する

集客を成功させるためには、自店と同じメニューを提供するライバルが近隣にいない立地がベスト。ただし、あとからライバルが出現するケースもあったり、年間で流行るメニューが春夏秋冬それぞれ異なったりするため、メニューはトータルで提供することをおすすします。春はフェイシャル、夏はボディ、秋からまたフェイシャル・・・など季節ごとの人気メニューを提供できるトータルサロンが、一番安定した集客を見込むことができ、つぶれにくいサロンとなります。

このように、立地の選択が「開業成功の鍵」となりますので、初めての物件探しでお悩みの方は、ご相談ください。

エステ開業に最低限必要な設備&機材は?

必要な設備&機材

必要な設備や機材は、提供するサービスや規模によっても異なります。フェイシャル、痩身、マッサージなど施術の種類が決まり次第、揃えていきましょう。

たとえば、マッサージだけを提供する場合は、サロン用ベッド、オイル、お客様用ローブ、タオル、シーツがあれば施術可能ですが、トータルサロンを考えている場合はこれらに加えてエステ用美顔器、化粧品、その他も用意する必要があるでしょう。

また、エステ用品だけでなく事務用品も欠かせません。お客様とのやりとりを行う電話、FAX、筆記用具、カレンダーなどの備品も準備します。

エステ開業に必要となる主な設備

エステ用ベッド/エステ用機器/ホットタオルキャビネット/パソコン/携帯/お客様用ローブ・タオル・シーツなど/化粧品/オイル/インテリアグッズ/スチーム/冷蔵庫などの電化製品/家具/カルテ/事務用品/BGM/白衣/その他

設備&機材準備についてのポイント

フォレストスクールなら機器調査の手間が省けます!

母体が卸商社だから豊富な知識で機材準備(選定)までサポート!

同じ用途の美容機器であっても数多くのメーカー製品知識・情報を所持しているため、あなたのサロンに合った最適な製品をご提案させていただきます。気になる各メーカーへの問い合わせも必要ないため、手間を省くことができます。

豊富な品ぞろえで効率運営が実現!

バラエティ豊かな商品を取り扱っているため、ほとんどのものを一か所で揃えることが可能。化粧品、オイルなどの消耗品や商材について別々に仕入れ先を探す必要がないので、手間や時間がかからず効率的な運営が実現します。

美容機器や備品、消耗品などさまざまな機械・技術・知識を兼ね備えているため、スクールでお伝えするエステ技術に限らず様々なお悩みのお力添えをさせていただきます。
経費を最低限に抑えて開業したい方にとって、メリットの多いスクールです。

必要なものを揃えるための資金

開業資金

開業するにあたってきちんと考えておかなければならないことは「開業資金がどのくらい必要になるか」ということ。運転資金とは別に準備する必要があります。

また、不足している場合は、資金を準備する方法についても検討しなければなりません。もちろん、自宅サロン経営の場合と賃貸マンション経営の場合で金額は異なりますので、ご自身が考えているサロン形態を踏まえ、必要トータル金額を算出しておきましょう。

家賃・内装にかかる費用

家賃:自宅で開業するなら0円!
   賃貸マンションで開業するなら10万円~20万円程度

内装:自宅で開業するなら10万円~30万円程度
   賃貸マンションなら10万円~200万円前後

自宅開業の場合は、家賃がかからないので比較的スムーズに始めることができます。ただし、サロンとしての演出が必要ですので内装費用はかかります。最低限でも雰囲気を左右する壁紙のリフォームや、照明、カーテン、絨毯の購入をおすすめします。

賃貸マンションの場合は、契約金(保証金)、家賃数か月分に加え、上記などの内装・インテリアの費用も必要ですので、まとまった資金を準備することになるでしょう。

エステ用機器にかかる費用

10万円~数百万円

どのような施術をするのかによっても異なりますが、サロン用の機器にはさまざまな種類があり、価格は大きく異なります。レンタルであれば10万円以下でも可能な場合がありますが、購入すれば数十万円~数百万円するものも。できるだけリスクを抑えたい場合は、開店当初はレンタルで様子をみるのもひとつの手です。

備品にかかる費用

数万円~20万円程度

最低限、エステ用ベッド(施術ベッド)、椅子などが必要です。ベッドの質、何台用意するのかにより費用は異なります。

消耗品にかかる費用

5万円前後~

忘れずに考えておきたいのがオイルや業務用化粧品などの消耗品。仕入れ先がどこになるのかにより、その価格は大きく異なるもの。継続的に必要となるため、商品選びは慎重に行いましょう。

宣伝費にかかる費用

数万円~200万円程度

開業したら、そのことを顧客に知ってもらう必要があります。ただ待っているだけで集客できるほど甘くはありません。とはいえ、いきなり大々的な宣伝を行うには費用がかかりリスクも伴うため、まずは店舗周辺の住民などに知ってもらうとよいでしょう。

地域のフリーペーパーの広告欄に掲載したり、チラシを作成して自分でポスティングしたり、できることから始めてみてください。ホームページを開設するのも効果的。できるだけ自分で取り組めば、費用は数万円で済むでしょう。

開業にかかるトータル費用の目安

自宅:50万円~100万円程度

賃貸マンション:100万円~500万円程度
※家賃、居抜き物件などの条件により異なります。

自宅開業の場合は自己資金だけでも十分に始められますが、賃貸マンションでの開業となると自己資金だけでは不足するケースも多いものです。融資が必要な場合は、できるだけ金利の低い公的融資を受けられるよう準備することをおすすめします。

資金調達方法についてのポイント

当スクールでは「資金調達の方法」についてアドバイスしておりますので、開業までがスムーズです。

必要資金や融資方法についてアドバイス!

店舗の規模や形態ごとに目安となるトータル金額を算出し、低金利で借りられるおすすめの公的融資制度などについてもご提案いたします。

店舗の規模がまだ漠然としていて概算費用がわからない方、自己資金が不足している方も、お気軽にご相談いただけます。

開業届けを提出

エステを開業する際には、開業後1ヶ月以内に税務署に「開業届け」を提出する必要があります。また、青色申告か白色申告かについても選択し、開業後2ヶ月以内に税務署に提出しますが、おすすめは青色申告です。

複式簿記で記入する手間がかかりますが、65万円の控除を受けることができたり赤字を3年間繰り越したりすることができますので、とてもお得。申告書に加え、損益計算書、貸借対照表、原価償却費の計算書を作成し期限までに提出すればOK。専用の会計ソフトを使用すれば比較的簡単に処理できます。

その他、開業のために特別な許可は必要ありませんので、他の業種に比べて開業しやすい業界といえるでしょう。

資格は不要!スキルや接客技術は必須です!

スキル

エステを開業するにあたり、基本的に資格は必要ありませんが、何らかの肩書があったほうが集客しやすくなります。また、技術だけでなく接客技術も重要ポイント。エステはサービス業ですので、癒しを求めるお客様に満足していただけるよう、きちんとしたマナーをわきまえた接客が必要となります。

スキルや接客技術の習得についてのポイント

当スクールなら、エステ開業に欠かせないスキルや接客技術を学ぶことができます。

コース、講座が豊富

エステの基本、応用が学べるコースだけでなく、オプション講座も多数ご用意しておりますので、ご希望に合わせて選択可能。スキルを向上させたい方、エステの専門知識を身につけたい方、「フェイシャル」「ボディ」それぞれについて学びたい方、「アシスタント」「チーフ」「店長」それぞれの役割に応じて成長したい方など、あらゆる方にご満足いただける内容をご提供しています。また、開業セミナー(無料)では、開業に必要な項目や接客方法も学べるため、自信を持って開業することができます。

フェイシャル基礎フェイシャル応用ボディ基礎ボディ応用、その他各コースにて随時体験レッスンの受付を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

→体験レッスンについてはこちら
→コース・講座一覧はこちら

エステサロン開業に必要なものについてのまとめ

エステ開業には確かに資格は必要ありませんが、「技術」「知識」そしてご紹介した「必要なもの」がきちんと揃っているかどうかで、今後の経営が左右されるのは事実。理想のエステサロンを不備なく開業するためには、これらについて前もって計画し準備しておくことが大切です。

つまり、ただ開業できればいいのであればどのスクールでも変わりはありませんが、事業を成功させるためには、技術・知識・開業に必要なことの全てが学べるところがベスト!「絶対に成功させたい!」という方は、この点を重視したスクール選びをする必要があるのです。
ひとりで開業するには不安があるという方は、ぜひフォレストエステティックスクールにご相談ください。

「美は知識の上にあり」

当スクールでは、このことばをモットーに技術、知識のどちらにも重きを置き、現場経験豊富なエステティシャン経験のあるベテラン講師が真摯に指導、末永く続けるための「お店を潰さない方法」をトータルでアドバイスしております。
エステ技術や接客技術などが学べるコースやオプション、無料講座、その他にも資金準備の方法、集客の方法、経営などについても学ぶことができる開業セミナー(無料)を随時開催中。また、地域営業マンのフォローがしっかりしている点も、お客様から選ばれるメリットといえるでしょう。

まずは、資料のご請求、講座体験のお申込み、ご質問などお気軽にご連絡ください。私たちエステのプロが、あなたのエステサロン開業をていねいにサポートさせていただきます。

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