メンズエステサロン開業を目指す方のための参考ページです。
昔は「エステサロン=女性」というイメージが強くありましたが、近年、男性の美意識が上昇し男性専門のエステサロンも見かけるようになってきています。
女性エステサロンと比較すると競合サロンも少ないため、これから開業される方で「メンズエステ」に着目された方も多いのではないでしょうか。
メンズエステサロン開業を目指す方へ、参考になれば幸いです。
プライベートサロンを開業予定だが、女性一人で開業しても大丈夫?
メンズエステとは、男性向けのエステティックサロンのことを指します。
フェイシャル、ボディ、脱毛、痩身、頭皮ケアなど、メニューは女性と変わりありません。
近年ではニキビ、毛穴、乾燥肌に加えて、男性特有の髭の手入れによる肌荒れなど肌に悩みを感じ、女性と同様にきれいな肌・若々しい肌を保ちたいと願っている男性も多くなっています。
様々な理由で多くの男性がメンズエステに通われています。
働く男性は忙しく年を重ねるほどに代謝も落ちます。昔と同じ様に動いても痩せられないなどの理由から、エステで手っ取り早く解決する!など、ダイエットの選択肢の一つにも入っているよう。
メンズエステは今やたしなみのひとつとなっています。
反面、まだまだ「エステは女性が行くもの」という印象を持っている方も多く、「男がエステなんて・・・」「大手だと行きにくい。」「初めてだと勇気がいる」など不安の声も多いようです。
このような点も踏まえ、男性でも気軽に行きやすいサロンとは何かを考える必要があります。また、女性と男性とでは身体の作りが異なることから、性別にあったトリートメントやメニュー設計が重要となります。
大手エステサロンがメンズエステに参入したこともあり2000年頃からメンズエステ市場は拡大し、専門サロンも年々増加しています。
2007年のエステティックサロン産業総市場の内訳で、全体の売上が2,388億円2,500万円(前年度比99.4%)と減少傾向にある中、メンズエステ市場は379億3,500万円(前年度比114%UP)と増加。(※株式会社DELTA i.D.総合研究所調べ
男性専用の化粧品、脱毛、エステサロンなど男性に特価した美容商材が多数開発されており、エステティック市場も男性へと範囲を広げています。
飽和状態にある女性と比較するとライバルも少なく成長の兆しがあり、これから開業する方は期待できます。
年々増えるメンズエステサロンの需要を目の当たりにし、
などの理由から、他業種からの乗り入れや副業としても選ばれています。
オールハンドであれば、ランニングコストもかからずリスクも少なく開業できるのも特長です。
男性は一度ここ!と決めたら他店へ行かない方が多い傾向にあることから、
という方におすすめ。
ただし、まだまだ認知度も低く女性ほど気軽に通える環境ではないため、集客には工夫が必要となります。
「開業する!」と決意したものの、何から始めていいかわからない。とりあえず情報を集めてみたけど、本当に正しいの?という方も少なくないのではないでしょうか。
エステティック業界の知識と経験のある方、開業や経営経験がある方の声は聞きましたか?
上手く行っている人の声や経験者の声は、これから起こり得るトラブルの回避、成功への近道にもなり得、経営のヒントがたくさん隠れています。
フォレストエステティックスクールでは、開業を目指されている方のために無料でセミナーを開催しております。エステサロン勤務歴20年、首都圏で店長を勤めた経験のある講師から現役エステティシャンの講師まで在籍し、これまで2,000店舗を超えるサロン様の独立開業をサポートしています。さまざまな技術・知識を提供しているスクールだから、性別にあったトリートメントやメニュー設計などのご提案も可能となります。
漠然としていて不安がある、わからないことがわかないなど、情報を集めたい方もご参加可能。
東京、大阪で開催中。お気軽にご参加ください。
サロンコンセプトは経営方針にも繋がります。
どんな思いで開業し、お客様にどうなってほしいのか。開業しようと思ったきっかけや想いを振り返って整理し、一貫性が失われないようできるだけ具体的に決定しましょう。
サービスを利用していただくお客様のモデル像を決定します。
実際にその人物が存在しているかのように、年齢、性別、婚歴、職業、趣味、休日の過ごし方など詳細情報まで具体的に考え、リアリティのある架空の人物(=ペルソナ)を設定します。
ターゲットが決まると、どのようなサービスでどんな方法で集客していけば良いか、お客様にどんな言葉をかけてあげると心に響きやすいかが判断しやすくなります。
ターゲット層の友人や知人に直接インタビューをしてみるのもひとつです。
自宅、マンション、店舗、それぞれメリット・デメリットを確認し、コンセプトや準備できる資金に合わせて決定しましょう。
できる限り予算を抑えるのであれば自宅やマンション、居抜き物件という方法もあります。物件を借りる場合は、開業地も重要になります。ターゲットとなる人はどのあたりに住んでいるか。職場はどのあたりか。どこにサロンがあると通いやすいのかなどを調査し、ペルソナに基づいて集客しやすい場所を決定しましょう。
ペルソナはどんな悩みを持っていて、何に重きをおいているか等を調査し悩みを解決できるメニューを扱うと集客もしやすくなります。近隣に競合サロンがあれば、価格や集客具合を調べると参考にもなります。体力、技術面、資金に余裕がある方は、予算やメニュー構成に応じてエステ機器導入も検討すると良いでしょう。
ホームページ、広告媒体等、ペルソナはどのようなものを利用しているか。
広告に頼ってばかりではなく、ご自身でも努力しつつ費用対効果を考え決定しましょう。
施術に必要な備品、家具、ホームページなど、開業方法、メニュー、集客方法が決定すると必要なものが明確となります。必要なものを全て洗い出し、予算を算出しましょう。
エステサロン開業時に必要なものについて詳しくはこちらから>>>
女性のエステサロン開業と同様、資格は不要です。
年令問わず誰でも開業出来る自由業に該当します。
男性とふたりきりになる可能性が高いことから、防犯面の注意が必要です。
知り合いのみに限定したり、一見さんはお断りして紹介からはじめてみたりなど工夫すると良いでしょう。
インターネットを使う方が多く、ホームページやインターネット広告などを活用すると良いでしょう。
メンズエステで人気なのは脱毛、全身、ヒゲとご希望は多くなります。ターゲットとなる年代にもよりますが痩身のご希望やリラックスとしてのアロママッサ―ジも人気です。脱毛の範囲はVIOなどどこの範囲まで受けるのか、ボディのマッサージ範囲も同様です。
基本的に「綺麗になりたい」というのは同じです。例えばフェイシャルでは40代、50代の女性はシミのニーズが高く、男性は同じ年代ではシワが1番になります。見ているところが異なります。
また、女性がイメージやストーリー、共感を大切にするのに対して男性はスペックを重視する傾向にあります。これまで女性専門のエステサロンで働いてきた人にとっては、女性のエステティックサロンと同じ方法ではうまくいかない場合があります。
口コミより情報を比較する傾向があるため、サロンの強み、施術内容、得られる効果、金額や数字をはっきり示すなど工夫が必要になります。
多少値段が高くてもこだわりのあるものを購入する傾向にある
性別によってニーズのあるメニュー、トリートメント方法、集客方法は異なります。
まずはターゲットとなる男性のことをしっかりと理解し、サービルや集客方法を工夫すると良いでしょう。
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